前回、チップとデールの出演作品について、感想を述べましたが、
その続きとなります。
例によってネタバレ注意です。念の為。
リスの冬支度(1949)
タイトル通り、冬にむけて食料の備蓄に奔走する話です。
奔走といってもドナルドが植えたどんぐりを盗むだけですが・・・
ドナルドが一方的に理不尽な目に合うシンプルなお話です。
見どころはやはり最後の畳み掛けです。
イヤホーゥって、その声どっから出してるんですか?
ドナルドも理解が追いつかなくて狂ってしまいます。
それにしてもドナルド氏は農業も営んでいるですね。多角経営の鬼ですね。
そしてデールはケツを蹴られても投げ飛ばされてもヘラヘラしていて、なんて温厚なんだと思ったら急にキレ出すからこわいですね。
こういうキレポイントがわからない人、職場にもますよね。
リスのいたずら合戦(1950)
ドナルドの目がモニターであることが判明する衝撃作。
バカンスを楽しんでいるだけのドナルドを発見し、暇つぶし程度の理由で陰湿ないじめを行うチデです。
ドナルドも多少反撃はするのですが、チデの吐き気を催すほどの悪意にくらべれば、
可愛いものです。
学校にいたら絶対イジメっ子してるんだろうなあと思うと少しチデの評価が下がる作品ですね・・・
しかし足跡のサイズだけで個人を特定するチップ、さすが家が破壊されるたびにドナルドの近くに新居を構えるだけあります。ストーカーとして仕上がっています。
小リスの怪獣退治(1954)
重機を乗り回しながら都市計画を進めるドナルド。本当に彼は何者なんですかね・・・
立ち退きを拒否したいチデは怪獣退治に見立ててショベルカーを破壊しにかかります。
ぶっ飛ばしてやる!という名言とともにダイナマイトで攻撃するドナルドもイカれていますが、それを使って返り討ちにするチデは常軌を逸しています。
珍しくデールがよくしゃべる話です。
リスの船長(1956)
ドナルドのボトルシップを強奪して航海に出るチデ。
ボトルシップとはいい趣味してんねぇ!
取り返そうとドナルドが別の船で追いかけるも、すべてデールの手によって破壊されるという、デールがデストロイヤーと呼ばれる所以が分かる作品です(嘘です)。
デールの歌唱シーンも2つほどあり、デールファン必見の一本。
終わり
もっと最近の作品もありそうなのですが、昔の作品を中心に観ていきました。
一旦このへんで。
やっぱり昔のディズニーアニメは表情豊かでめっちゃかわいいですね。
フィルマークスを観るとレビュー数が少なかったので、あまり観ている人が少ないのかなと思いましたが、もったいないです。
私はますますチデが好きになったし、ドナルドには優しくしようと思いました。
おすすめです!